2025年5月21日 空のすご録(日々の伊丹空港)

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今日の伊丹は,朝から湿度の高い曇り空が広がっていました.

時折ぽつぽつと弱い雨が降る時間帯もありましたが,日中は雲の合間から日差しも届いて,気温は29℃まで上昇.午後には南西の風がやや強まり,最大で12ktを記録していました.

空はずっとどんよりしていたけれど,視程は良好で,METARも大きく崩れることはなく,不安定ながらも落ち着いた“気象の綱渡り”のような1日でした.夕方以降はまた湿度が上がり,夜には94%を記録.

体感としてもむわっとした空気に包まれていて,積乱雲や塔状雲も散見されました.こういう日は,空の“高さ”が変わったような感覚になりますね.

今日記録されたフライトは1105便,空見の丘10マイル圏通過は207便.最高高度を記録したのはキャセイパシフィックのCPA509(NRTHKGA359 (B-LRF)).

45000ftまでしっかり上昇していて,東アジアの空の広さを感じさせてくれました.

夜の最終便はJAL139が20:42,ANA41が20:50にIKOMAを通過.

今日はどちらもMIRAI周辺でのホールディングを避けて,一度南へ流すようなルート取り.

関西アプローチの音声は聴けていなかったのですが,あのエリアは「よく揺れる」ことで有名で,「別の空域でホールドできませんか?」というパイロットさんのリクエストも多いと聞きます.

実際,今日の軌跡もその流れを感じさせるような,そんな調整だったのかなと思いました.

明日も良い空になりますように.

by Seiko Kanno

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