
今日は朝から本当に暑かったです.
正午には37℃に達して、外を歩くと照り返しで目の奥がじりじりと焼けるようでした.
午後には東寄りの風が11ktと少し強まり、空には夏らしい積雲がムクムク.17時過ぎには遠くで雷鳴が聞こえはじめて、METARにはTSとVCSHの表記.少しだけですが小雨(-SHRA)も観測されて、やっぱり夏の空って表情が忙しいなぁと改めて思いました.
また,風向きの関係で,14:15頃から1時間ほどは逆ラン運用でした.
夜になっても気温は30℃前後、湿度も60%を超えていて、空も空気もなんだか落ち着かない感じでした.
それでも記録されたフライト数は1134便,うち204便が空見の丘の10マイル圏を通過.
最高高度はキャセイのCPA509便,44850ftで香港へ向けて悠々と南へ抜けていきました.高層の空は静かだったけれど,地上と中層の空気はとてもにぎやかだった気がします.
そんな中、羽田発のANAとJALの便は大変だったようです.
羽田空港では雷や雨でダイヤが大きく乱れていて、ANA41とANA39はどちらも関空へダイバート.
しかもANA便の軌跡を見ると、関空手前でホールドも入っていて、心なしか飛行機がくたびれて見えました.
ANA39は出発も2時間遅れ、関空着は22時半ごろ.
関空からの電車が無くなってしまった人もきっといたんじゃないかなと思います.
一方で、JAL137便は,先に離陸したANA41を追い越して伊丹に着陸.
21:21の到着は門限を超えていましたが各社の運用の謎(闇?)を感じた1日でした.
それに対してJAL139は欠航に.こんなに差がつくとは……まさに夏空の運命の分かれ道でした.
フライトもお天気も、予測どおりにいかないところがあるからこそ、空ってやっぱり面白いです.
明日も良い空になりますように.
by Seiko Kanno