2025年5月15日 空のすご録 ~JALとANA.同じ路線でも調整の仕方が随分違うなぁ

今日の記録詳細はこちら

今日の伊丹は,朝は15〜16℃で湿度も高く,少ししっとりした空気に包まれていましたが,

日中は晴れて気温は25℃まで上昇.昼夜で10℃の気温差がありましたが,午後には湿度も50%前後まで下がって,風も西寄りに変わってくる頃には,空気がカラッと軽く感じられる陽気になっていました.

上空には3000〜5000ftあたりに雲が浮かんでいたものの,視程は良好でMETARでも大きな乱れはなく,安定した空が一日続いていました.

記録されたフライトは1132便,空見の丘10マイル圏通過は210便.最高高度はTGW893(SCOOT,CTSTPEB788 (9V-OFD))が44650ftで,東南アジア便らしいしっかりした巡航高度でした.

今日の注目は夜の最終便,ANA41とJAL139の動きでした.

どちらも羽田発・伊丹行きの最終便で,今日はJALが7分ほど先に羽田を出発して,IKOMA通過もJALが20:23,ANAが20:30と,到着順もそのまま.でも軌跡を見てみると,その裏に面白い違いが隠れていました.

JAL139は,KOHWA通過時点で400kt近いスピードで南下していて,まるで一気に突っ込んできたあと,MIRAI周辺で一度ホールドして調整.

一方,ANA41はKOHWAあたりで300ktほどに速度を抑えつつ,進路を保ったままスムースにアプローチへ.

結果として,飛行時間はどちらも51分だったのに,空での動き方はまったく違っていて,同じ路線の便でも,選ばれる進入ルートや速度調整のスタイルで,こんなに表情が違うんですね.

空を見上げるたび,まだまだ知らないことがたくさんあるなぁと思います.

明日も良い空になりますように.

by Seiko Kanno

タイトルとURLをコピーしました